商標登録に認可された新演劇「同時進響劇®」というオリジナルスタイルの作品上演で活動する劇団現代古典主義が、新作「亭主学校~ルイ14世に捧ぐ~」を3月12日から東京・代田橋駅近くの劇団現代古典主義アトリエにて上演する。
「亭主学校」は17世紀フランスの劇作家モリエールが、自身の劇団を庇護していたオルレアン公フィリップ1世に捧げた作品。本公演では、各シーン・台詞共に「同時進行」を取り入れた同時進響劇(舞台を複数場面に分割し、同時間軸での別地点の物語を同時に進行させる現代古典主義オリジナルのスタイル)を展開する。
劇団現代古典主義は、作・演出の夏目桐利を中心として2005年にプロデュース集団として大阪で発足。 「舞台ならではの表現」と、「言葉の美しさ」へのこだわりから、公演では常にオリジナル古典作品を上演し 同じ時間に別地点の物語が同時に進行する『同時進響劇 (どうじしんこうげき)』という独自スタイルで活動している。 「スタンダードでありながら進化し続けることへの挑戦」を信念に活動を続け、2015年上京。
年齢・性別を問わず、幅広い層の方々に舞台ならではの面白さを味わっていただけるような芝居創りを目指して活動している。現在に至るまで、同時進響スタイルでは“悲劇”を主に上演してきたが、今回劇団史上初、“喜劇”の同時進響劇に挑む。
「亭主学校」あらすじ
嫉妬深い主人公ルイポルト(原作中の名:スガナレル)が、自身の嫁にするために束縛し育て上げた娘イザベル。間もなく執り行われるルイポルトとの結婚を望まないイザベルがヴァレールに恋を打ち明けた。それを知らないルイポルトが掘った墓穴に注目ください。
また劇団現代古典主義は、2017年から商標登録に認可された「同時進響劇」をより近くでお客様に感じてもらいたいという思いから 稽古場兼劇場<現代古典主義アトリエ>での公演シリーズ『The 4th floor series』を開始。 世界の名作をオリジナルの同時進響劇に書き換え、新解釈でお届けする本シリーズは同時進響劇ならではのテンポ感・臨場感を体感できる。 商標登録を記念し、2018年はシリーズ5回連続上演を行う。
2018年 5回連続上演作品・・・・・・・・・・・・・・・・
3月 アトリエ公演「亭主学校」モリエール
6月 アトリエ公演「スペインの悲劇」原案★新作
9月 神戸公演「アントーニオとシャイロック」@シアターエートー
池袋演劇祭出場予定「アントーニオとシャイロック」@コフレリオ新宿シアター
12月 アトリエ公演「修道僧ベイコンと修道僧バンゲイ」原案★新作
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■作品名 The 4th floor series vo.2「亭主学校 ~ルイ14世に捧ぐ~」
■原作 モリエール「亭主学校」
■公演日程 2018年3月12日(月)~25日(日)
■会場 劇団現代古典主義アトリエ(スタジオモダンクラシズム)
【住所】東京都世田谷区大原2-25-4 エタニティ大原4階
【最寄駅】京王線代田橋駅 南出口より徒歩7分
※環七道路大原2丁目交差点近く
■チケット 当日券3,800円 前売3,500円
劇団ホームページチケットご予約フォームにて受付
http://www.modernclassicism.info/teishugakko.html
チケットに関するお問い合わせ ⇒ modernclassicism@yahoo.co.jp
■CAST 大西輝卓、樽谷佳典、柏木公宰、田畑恵未、小藤喜穂、土肥亜由美、
倉持杏純、佐藤瑠奈、成田英恵(新人)、田口ユリ子(新人)
島田勇矢(客演)、那須康史(客演)
■脚本・演出 夏目桐利
■STAFF 楽曲提供:Kanta 衣裳デザイン:川下美由希 衣裳制作:井上愛子 照明:中村仁・里見理保 音響:安達利恵 舞台美術:藤井絵里
宣伝美術:akiro 宣伝写真:荒井琴美