2018年4月8日から日生劇場にて上演されるミュージカル「リトル・ナイト・ミュージック」の公開稽古が3月18日に都内スタジオにて行われた。
出演する大竹しのぶ、風間杜夫、蓮沸美沙子、ウエンツ瑛士らが劇中シーンを披露し、囲み取材を行った。
ミュージカル「リトル・ナイト・ミュージック」は「ウエストサイド物語」「スウィーニー・ドット」で知られるスティーブン・ソンドハイム(作詞・作曲)の最高傑作と言われ、トニー賞7部門グラミー賞2部門に輝いた傑作。
物語は20世紀初頭のスウェーデンを舞台にしたラブコメ。
若い妻(蓮仏)を娶ったが手が出せない気弱な夫(風間)が、昔の愛人(大竹)と妻の二人に翻弄される。ウエンツは風間の息子役を演じる。
【公開稽古】
披露されたのは、テジレ(大竹しのぶ)が母(木野花)の別荘に、フレデリック(風間杜夫)たちを招待しようとする場面。
テジレ(大竹しのぶ)と 娘のフレデリカ(トミタ栞)
テジレは母にフレデリックたちを招待することを提案
招待状を受け取るもフレデリック(風間) ぺトラ(瀬戸たかの)に「行かない」と言うアン(蓮佛 左)
シャーロット(安蘭けい 右)に「若さを見せつけるのよ」と言われ行く気になったアン
デジレの恋人・伯爵(栗原英雄)は「僕等も行こう」。「招待されてない」と妻のシャーロット
みんな、どんどん行く気になります
「堕落した奴らが揃う。見届ける」と歌うフレデリックの息子ヘンリック
皆が別荘へ向かいます
♪田舎でウィークエンド というリフレインが軽やかで楽しい!!
複雑な人間関係も、進展がとても楽しみです。
【囲み会見】
トミタ栞 安崎求 安蘭けい 栗原英雄 瀬戸たかの
木野花 蓮沸美沙子 大竹しのぶ 風間杜夫 ウエンツ瑛士
トミタ栞:初めてのミュージカルですごく緊張すると思いますが、みなさんに勉強させて頂きながら楽しみたいと思います。
安崎求:スタッフと俳優を兼ねて出演。楽しい舞台になります。
安蘭けい:久々のコメディで皆さんに笑って頂けるキャラクターを作りたいと頑張っています。
栗原英雄:大人のユーモアがたくさん詰まった物語ですので、楽しみに観に来てください。
瀬戸たかの:もっとも自由なメイド役です。いろんな男性とキスできるのが楽しいです。春風を吹かしたい。
木野花:ミュージカルに出るのは初めて。命を削って練習してる感じ。誰よりもパワフルにと演出家からリクエストされ汗かいてやっています。
蓮佛美沙子:舞台・ミュージカル初挑戦で、今日もずいぶん緊張したので、本番が未知数。先輩方が優しくたくさん教えて下さるので、振り落とされないように食らいついて、楽しんでアンを生きていきたい。
ウエンツ瑛士:コメディとしても面白いが、それぞれの年代の人生観・恋愛模様があって、刺さる言葉がたくさん。楽しめるけれど、胸の痛くなることがあるお芝居。楽しみにしてください。
風間杜夫:初めてのミュージカルに悪戦苦闘の日々です。安崎さんに歌を教えてもらい、しのぶちゃんに励まされ、演出のマリアさんに「グレート」とサービスリップで言われ…。でも信じていません。(笑)
大竹しのぶ:すごい素晴らしいミュージカルで、夢がある。でも寂しさとか人生とかを考えさせられる作品。(見どころは)音楽がすべて素晴らしい。
ミュージカル出演の先輩のウエンツが初出演のキャストに「よく頑張っていると思いますよ」と言うと、大竹が「でも、もっとがんばらないと。稽古場で泣いちゃうくらい」。それを聞いて風間と木野が「うちで泣いてる」と答えるほど、努力を積み重ねているキャストたち。
「出演してない場面は、そででずっと聞いていたくなるほどステキ」とウエンツが言う本作。公演は4月8日(日)~4月30日(月・祝)まで、日生劇場にて上演。
公式HP:http://www.tohostage.com/alittlenightmusic/