碓井将大、赤澤ムック、粟根まこと･･･個性の異なる三人の俳優を得て、堤泰之が生み出すオリジナル舞台『トリスケリオンの靴音』。
3月28日(水）の初日を控えて稽古に励む現場を取材した。
赤澤ムック 碓井将大 粟根まこと 作・演出の堤泰之
制作の始まりは、プロデューサーが惚れ込んだ個性と魅力にあふれる三人の俳優、碓井、赤澤、粟根を、堤にゆだねたことから。
堤は「三人芝居」をヒントに「トリスケリオンの靴音」という題名を考え出し、一度会っただけの三人にふさわしい脚本を書き上げた。
出来上がったのは、個性バラバラの三人が山間の田舎町で出会い、織りなす濃密でハートフルな9日間の物語。
キャストの3人に一度会っただけで本作を書き上げた堤。 その創作秘話や、7年ぶりに舞台に立つ赤澤の表情、3人のチームワークを囲み取材から、そして稽古動画から、3人が生み出す面白くも不思議な物語の雰囲気を感じてみてください。
【あらすじ】
ある田舎町で町の活性化のため、彫金家見城海山の資料館の開設のプロジェクトを任された設計事務所職員・佐久間（碓井将大）。
資料館の管理人を任されたのは、海山の弟子だった男、土門（粟根まこと）。
資料館のオープンまで１ヶ月を切ったある日。海山の娘だと名乗る女（赤澤ムック）が現れた。
女を見た土門は驚く。彼女は海山の失踪した妻と瓜二つだった・・・
女の出現によって、プロジェクトは思わぬ方向へ･･･。
海山の知られざる過去とは？
偶然出会ってしまった三人を結ぶ運命の糸とは？
その謎を解き明かす鍵となるのは、海山の残した１点のペンダントだった。そのペンダントにデザインされていたのは三脚巴、すなわちトリスケリオン。
【囲み取材】
公開稽古
公演概要
『トリスケリオンの靴音』
【作・演出】堤泰之（プラチナ・ペーパーズ）
【出演者】碓井将大・赤澤ムック・粟根まこと
【公演日程】
東京公演 3月28日（水）～4月8日（日） 赤坂RED/THEAER
大阪公演 5月11日（金）～5月13日（日）一心寺シアター倶楽
【料金】4,800円 (税込/全席指定)
※未就学児入場不可 ※開場は開演の30分前です
【公式ホームページ】http://no-4.biz/triskelion/
