気鋭の演出家、谷賢一による演出のもと、古河 耕史、細田 善彦、伊藤 祐輝、ROLLY、という4名のキャストのみによる翻訳劇・舞台「ハイ・ライフ」が4月14日から上演されます。
上演に向けて稽古を重ねる現場で取材会が行われ、稽古の模様が披露され、囲み取材が行われました。
カナダ気鋭の劇作家、リー・マクドゥーガルの戯曲処女作『High Life / ハイ・ライフ』は、社会と常識から完全に逸脱した過激なジャンキーの生き様をフリークショウのように見せながら、絆や敬意、対立や憎しみを描いて、人間の、生の本質の一面を浮かび上がらせるドラマ。
一人ひとりのむき出しの人間像を丁寧に作り上げていく様子を、動画でご覧ください。
公開された場面は、4人のリーダー的存在のディック(古河)の計画に乗って、4人のジャンキーが初めて一堂に会する場面。
短いシーンですが、4人の個性が浮き彫りになる場面です。
そして、1場面についての谷の演出の様子もわかる編集になっています。
稽古を披露した後には、演出家とキャストがそろって囲み取材に出席しました。
谷から作品解説を、キャストからは演じる役柄について語ってもらいました。
社会の規範からはずれてしまった4人の人物を通して、観客も現実には体験できない世界を、舞台の上の俳優たちとともに体験することができそうです。
【公演概要】
公演名 :High Life -ハイ・ライフ-
脚 本 :リー・マクドゥーガル
翻 訳 :吉原 豊司
演 出・上演台本 :谷 賢一
音 楽 :吉田 悠(Open Reel Ensemble)、吉田 匡(Open Reel Ensemble)、
山口 元輝(moltbeats)
映 像 :清水 貴栄 (Drawing & Manual)
出 演 :古河 耕史、細田 善彦、伊藤 祐輝、ROLLY
会 場 :あうるすぽっと(豊島区立舞台芸術交流センター)
公演日程:2018年4月14日(土)~28日(土)
料 金 :6,800円(税込・全席指定)