篠田麻里子、片岡鶴太郎を迎えての3月29日に東京グローブ座で初日を迎えたタクフェス 春のコメディ祭り!『笑う巨塔』。初日に先立ちゲネプロが公開され、囲み取材が行われた。
後列) 梅垣義明 鳥居みゆき かとうかず子 石井愃一
前列) 松本享恭 宅間孝行 片岡鶴太郎 篠田麻里子
【ゲネプロ】
タクフェスはサービス満点のエンターテイメント。幕開け前からお楽しみは始まっている。
宅間と佐藤祐基が登場し、公演後に披露されるダンスタイムのために、観客にダンスの振り付けを教えたり、
公演グッズを商会したりとタクフェスの楽しみ方を教授。
客席がぐっと暖まったところで、開幕!!
舞台は病院。
胃潰瘍で入院中のとび職の親方・花田浩美(片岡鶴太郎)。
妻の恒子(かとうかず子)とは口げんかが絶えないが、実は仲は悪くない。
娘のふみ(篠田麻里子)弟子のとしお(佐藤祐基)、えり(堀川絵美)がにぎやかに見舞い。
こちらは代議士の入院をなんとしても隠し通したい秘書3人。
あゆみ(豊泉志織)、芥川(梅垣義明)、山之内(松本享恭)
そして、親友を見舞いにきた代議士、浜村(石井愃一)と秘書(渡辺碧斗)
こちらも病院に来ていることを知られたくない。
個性際立つ看護師長(鳥居みゆき)と、花田を見舞いに来た富雄(宅間孝行)
この二人がいたために・・・
誤解が誤解を生んで・・・
笑い満載で送る宅間の人情物語。 その結末やいかに?!
ラストはタクフェス名物、全キャスト揃ってのダンス!
麻里子さまのキレッ切れのダンスは必見!
シャメタイムもあり! タクフェスを満喫してほしい。
【囲み取材】
ダンスで汗をかいたばかりのキャストが囲み取材に揃った。
「ヨガは7時間、芝居は2時間半だから応えてないです。ほんとは?ちょっとキツイです」と鶴太郎。
舞台出演は25年ぶり。「宅間さんとのからみはアドリブです」
舞台出演が続いている篠田麻里子だが「コメディは初。コメディ上手が揃うなかで、自分のキャラを出す難しさを感じている」。「鶴太郎さんが台詞を間違えるので・・・」とアドリブも鍛えられている様子。
「稽古場でテンション上げろと怒られていた」というのは普段は物静かな松本。
「エネルギーが要ります」と。
宅間が「名作中の名作」と太鼓判を押す「笑う巨塔」。
公演は4月8日まで東京グローブ座。
その後、名古屋、兵庫、愛媛、福井にて公演。
公式HP : http://takufes.jp/kyotou/