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ゴージャスな舞台装置に、新曲も有り!大ヒットミュージカルミュージカル『モーツァルト!』5月26日開幕!! 囲み取材&舞台写真

2002年の日本初演以来、豪華キャストで上演され続けている大ヒットミュージカルミュージカル『モーツァルト!』が、今年も5月26日(土)から帝国劇場で幕を開ける。
初日前日の5月25日、出演する山崎育三郎、古川雄大、平野綾、生田絵梨花、木下晴香が揃って囲み取材を行った。

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木下晴香 平野綾 山崎育三郎 古川雄大 生田絵梨花

ヴォルフガング・モーツァルト役は、2010年・2014年に続いての山崎育三郎、初めて帝国劇場主演となる古川雄大のWキャスト。
モーツァルトの妻コンスタンツェ役は、2014年から演じている平野綾、そして今回が初参加となる生田絵梨花(乃木坂48)、木下晴香のトリプルキャスト。

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―3回目となるご出演ですが、今回は?
山崎:かなりブラッシュアップしまして、衣装も何着か新しくなり、舞台装置がまるまる変わります。ゴージャスで圧倒されると思います。芝居の部分でも変更があったり、新曲があったり。かなり生まれ変わった『モーツァルト』になりました。初演で挑むような気持ちで稽古場にいました。
初演の時は23歳でしたし、苦しさしかなかったです。プレッシャーに押しつぶされそうになりながらやっていました。3度目で32歳になりまして、腑に落ちるものが多くなってきたり、今自分が感じるヴォルフガングを作りたい。見ていた景色が変わっているというか、ヴォルフガングとしてステージに生きているという実感が前よりもだいぶあるので、また違う自分が見せられると思います。

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―帝劇初主演ですが…
古川:僕は明後日初日を迎えるのですが、なるべく帝劇主演だと考えずに稽古に挑みました。初日が近付いてくると意識をしてしまうのですが、本番を楽しみながら初帝劇主演を楽しみたいと思います。

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―お忙しいと思いますが、切り替えは大丈夫ですか?
平野:最近ふり幅が大きい役をやっていますが、このコンスタンツェ役は4年前にやっていますので、またその時とは違った顔が見せられるのではないかと楽しみにしています。

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―最初は「不安で…」とおっしゃっていましたが、如何ですか?
木下:稽古する中でひとつずつ先輩方に教わりながら対処してきたので、ここまで来たら思い切ってやりたいなと思っています。

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―今までとは少し違う感じの役だと思いますが、如何ですか?
生田:始まる前は今までと180度違うと言っていましたが、稽古を重ねる中で身近に感じるようになり、共感できる部分や相手と向き合うことをたくさん感じられたと思うので、本番でもその点を大事に、周りの方々を信じて頑張りたいと思います。

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―悪妻は似合わないとおっしゃっていましたが…
生田:悪妻…そうですね。グループに戻った時に、姿勢が乱れて注意されたり、しゃべりのトーンが低くなったり、コンスタンツェに影響されています。

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―最近は山崎さんの色気が増してきたのでは?
山崎:・・・意識してないです。そんなことは言われないです。
古川:大人の余裕が前以上に増していると思います。それはコミュニケーションの取り方や稽古場での盛り上げ方を見ていて、すごく勉強になるなと思って見ています。
平野:ひっぱってくれるので、夫としても尽くしたいと思わせてくれる夫ですし、座長としても『モーツァルト! 』という作品に相応しい座長だと頼りにしています

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―ふたりのヴォルフガングとその仲について・・・
山崎:僕が初演の時は「辞めたい」と思うくらい涙を抱えながらやっている感覚でしたが、彼(古川)は飄々とやっている印象があって。表情に出さないというのもあると思いますが、雄大はこれまでにない、新しいヴォルフガングを作っていますし、こんな美形のモーツァルトはいないと思います。観ていても心を動かされています。

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―嫉妬はないですか?
山崎:(古川の)顔が小さいので、ちょっと後ろに(下がっています)。(笑) 写真撮るときも「ちょっと前に出てね~」と言うくらいです。(笑)

和やかに談笑しながらも、大舞台を控えての緊張感も感じられた五人。

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Wキャストのモーツァルトとトリプルキャストのコンスタンツェで組合せは6通り。それぞれの個性がぶつかる6通を全部観たくなってしまうだろう。
まわりを固めるキャスト陣も実力者ぞろい。
見逃せない公演は帝国劇場では6月28日(木)まで。
大阪・梅田芸術劇場メインホール7月5日(木)~18日(水)、名古屋・御園座 8月1日(水)~19日(日)まで。
公式HP  http://www.tohostage.com/mozart/

 

【物語と舞台写真】
ザルツブルクの宮廷楽士であるレオポルト・モーツァルト(市村正親)とその娘ナンネール(和音美桜)、そして幼い息子ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトは、5歳にして作曲の才が花開き、”奇跡の子”と呼ばれていた。
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青年となったヴォルフガング(山崎育三郎、古川雄大Wキャスト)は、ザルツブルクの領主であるコロレド大司教(山口祐一郎)に仕えて作曲をしていたが、自分を束縛する大司教に怒りを爆発させてしまう。父とも衝突し、名声と自由な音楽活動を求めて、母親と共にザルツブルクを出る。

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だが幼い時のように持て囃されることなく、失意のうちに故郷に帰ってきたヴォルフガング。その才能を見ぬいていたヴァルトシュテッテン男爵夫人(涼風真世/香寿たつき Wキャスト)が援助を申し出、ウィーンで音楽活動をすることに。

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ウィーンで知人のウェーバー一家の三女であるコンスタンツェ(平野綾/生田絵梨花/木下晴香 トリプルキャスト)と出会い、愛情を急速に深めていく。

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ヴォルフガングの才能は? そして愛は? 24A_1445

ミヒャエル・クンツェ&シルヴェスター・リーヴァイの素晴らしい楽曲にのせて、怒涛の物語が始まる!!