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ミュージカル『GRIEF7』製作発表会 演出の錦織一清、カラム、碕理人、SHUN(Beat Buddy Boi)、加藤良輔、米原幸佑が登場

6月8日(金)、TOKYO MXにて、ミュージカル『GRIEF7』の製作発表会が行われ、演出の錦織一清、カラム、碕理人、SHUN(Beat Buddy Boi)、加藤良輔、米原幸佑が登場した。

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SHUN      加藤良輔     カラム    米原幸祐    碕理人   錦織一清

≪作品紹介≫
舞台「寝盗られ宗介」、ミュージカル「グレイト・ギャツビー」等、数々の舞台の演出を手掛けている錦織一清を演出に迎え、 「竹久夢二のすべて」や「猫と裁判」などで知られる野村桔梗が原作、脚本には『Club SLAZY』シリーズやミュージカル 「Dance with Devils」など人気作品も多く手掛けている三浦 香と、最高のスタッフが集結しました。

牢獄で出会った男達の7つの物語。
アメリカのロサンゼルス近郊。とある牢獄で出会った、罪を背負い悲嘆に暮れる人たちの物語。幸せとは?愛とは?何が本当に幸せなのか?を描きます。七つの大罪を元に書かれた原作に、舞台ならではの一人一人のキャラクターを掘り下げ、それぞれが持つ個性豊かなキャラクターにも是非ご注目ください。“この世”と“人”の闇に極上のエ ンターテイメントが融合する華麗なステージ『GRIEF7』(グリーフセブン)。

舞台や多方面で活躍している若手実力派俳優やアーティストと様々な分野で活躍している個性豊かで フレッシュなキャストが揃いました。

錦織:「演出の錦織です。去年、一度この製作のCLIEさんの舞台を見させて頂き、若い子たちとやってる舞台で面白い舞台だなと思いまして、僕も参加出来たらという想いがありました。まさか本当にやらせてもらえると思ってなかったので、今回そういう凄い喜びを感じています。こうパッと見て思ったのは、ちょっと前だと僕もこっちにいたんじゃないかという感じもするんですけども(笑)。僕なんかもしょっちゅう後輩とは仕事をさせて貰うんですけども、大変面白いもので、いつでも気持ちだけは若くいれてるなっていうのが大変有難いものですね。僕の演出の仕方というのは、あまり演じ手側と演出家側というそういった相対した方向でやる演出はあまりしたことが無くて。どちらかというと舞台側に立っていたから自分が一緒に演じながらという方法と取らせてもらっているので、そういった意味ではこのメンバーの中で僕も一員として参加出来たらいいなと、それで楽しい物を作っていけたらと思います。
カラム:「カラムと申します。今回リュウ役を演じることになりました。ちなみに国籍韓国です。アニョハセヨ、カムサハムニダ。よろしくお願いします。今回とても素晴らしいキャストの方々、そして演出の錦織さんと一緒に舞台出来ることが嬉しくて..胸がいっぱいで、僕にとってもすごく色々な経験になるだろうし、みなさん経験者なので頼って頑張っていきたいなと思います。」
米原:「一発じゃ覚えにくいと思うんですけど(笑)エディ・フクダ役の米原幸佑です。僕も台本見て、”エディ・フクダ!?”と色々びっくりしたんですけども(笑)。台本も読ませて頂き、この男6人で繰り広げる本当に濃い舞台になるんじゃないかと今からワクワクしております。ミュージカルという部分もやはり今回注目だと思いますので、そこを錦織さんより手ほどきして頂き素晴らしいショーを見せられるよう頑張っていきたいなと思っております。」
加藤:「ライタ・カワイ役を演じます、加藤良輔です。今回『GRIEF7』はオリジナルミュージカルということで、僕達が初めて演じることもあり、僕たちの作る最高のエンターテインメントをお届けできたらなと思います。精一杯頑張ります。」
:「グニョン役の碕 理人です。今回『GRIEF7』という作品で、演出に錦織さんを迎えこのメンバーで一緒にやれることが本当に嬉しく思います。台本を読ませて頂いた時に、お話自体はすごく重たいお話だなと思ったのですが、ミュージカルということで歌とダンスで華やかに、重たい話をエンターテイメントとしてみなさまにお届けできるよう僕も精一杯頑張っていきたいと思いますので、応援よろしくお願いします。」
SHUN:「サム役を演じさせて頂きます、SHUNです。今回は本当に濃いメンツで、そして演出に錦織さんということで、内容的には人間の過去の部分を描いていると思うんですけど、それを音楽とダンスと歌で表現ということで、僕も主にアーティスト活動をメインにやっているので、今回もこういう素敵な作品に出演できることを嬉しく思います。精一杯頑張ります。」

質疑応答
代表質問:キャスト
『それぞれ役についての印象や演じる上で考えていることや意気込み』
SHUN:「サムは、IQ250の天才ハッカーということで、実際にいたら政府に目をつけられるくらい危ない人だと思うんですけど、僕自身はそんな悪い人ではないです (笑)。人間の芯の部分の感情だったり、人間関係をどんどん話の中で見せていけると思うので、そんなサムの強い部分だったり弱さだったりを精一杯サムとして生きれるよう頑張りたいと思います。」
加藤:「カワイは元外科医の心理カウンセラーで非常にミステリアスガイということで…(笑)職業柄、人と関わることが多いので、この牢屋の中でもみんなの世話をする立場でもある僕がなぜ牢屋の中にいるのかという。非常に深い闇の持ち主なんじゃないかと痛感します。でも、ミュージカルですし、歌とダンスとか色々あるので最高のエンターテイメントとしてその闇をお届けできたらと思っております。」
カラム:「リュウは、日本のトップアイドルグループのメンバーで、共通点としたら僕も実際に大国男児というアイドルグループで活動していて、アイドルグループのメンバーだからこそ分かることも表現したいです。実際に色んな舞台に立ってきて、こういう自由な役は初めてですごくワクワクしています。とにかく楽しみにしています。」
米原:「エディ・フクダは、リュウと同じアイドルグループに属していて、色々あってアメリカに移住しまして、そこで「EDO」っていう寿司屋をやっているとしかト書きがなかったんですよ。”え!?何!?”ってそこから読み進めていったらクセのある役というか、物語が進んでいくにつれて”こいつあやしくない..?”という伏線が張られている役だったり、物語自体にもミステリー要素が散りばめられていますので、それが稽古でどんな風に繋がっていくのか、どう表現されていくのか僕も楽しみにしております。」
:「グニョンは、七つの大罪の1つである暴食という事で、今回牢獄の中で色んな大罪に出会うのですが、グニョンの親に捨てられた悲しみだったり孤独だったりとかを上手く表現して、果たして他の人たちとどういう関係性があるのかという所も見所だと思うのでみなさんに是非何回も見て頂いて「ここが繋がってたんだ!」というサプライズを見て頂けたらいいなと思います。本当にお話だけ見たら重たいお話ですので、歌とダンスで華やかに”闇のエンターテイメント”をお届けできたらなと思っておりますので是非宜しくお願いします。」

代表質問:錦織さん
『本作の見所をお願いします。』
錦織:「台本を読ませて頂いたんですけども、ミュージカルとしては若い子たちがやる社会派ミュージカルなんだなと思っていて、割とダークサイドの話になってますよね。七つの大罪がメインのお話となっていて、人間っていうのは何か欠落している部分があって若いうちも大人になってもあると思いますが、その欠落した人間同士が話し合い、紆余曲折しながらも成長していくお話です。もちろん伏線というかメインの幹としてのストーリーも実はこの中に入っていて、きっと今作だけでは完結しないようなお話になっていると思うんですけれど、僕がやらなきゃいけないのはダークサイトな部分をミュージカルという華やかな場所でどういう演出をしていくかっていう所が僕の中でひとつのテーマとなっております。楽しく作りたいと思います。ストーリーよりもどちらかというと見所というのは、一人一人何か抱えた人間たちが変わっていく様が僕の中では大きなストーリーだと思っております。1度見たくらいじゃわからないものを作りたいです。」

質問:錦織さん
『現時点で出演者6人に期待するところはどこですか?』
錦織:「今回はオリジナル作品なので、役作りを全くしなくていいと思っています。若い人を見ているとどうしても役に変わろうとする気持ちが芝居をやる上での弊害になっているように感じて仕方がないところがあるんですよね。自分自身の芝居の仕方とかが分からない葛藤や悩みがあるうちは、もっと個々の個性やキャラクター性を尊重してあげたい。勿論ちゃんとしたお芝居や役作りも必要ですけど、僕のところではそういった意味では自由に楽しく自分を見つけるのを目標にやってほしいです。」

 『GRIEF7』
2018年7月26日(木)~31日(火) 六本木・俳優座劇場
演出:錦織一清
脚本:三浦 香
原作:野村桔梗
出演:カラム、碕 理人、SHUN(Beat Buddy Boi)、三浦海里/
加藤良輔/米原幸佑
企画:CLIE 製作:CLIE/TOKYO MX
公式サイト:https://www.clie.asia/g7 推奨ハッシュタグ:# Grief7
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