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田中哲司×志田未来  「オレアナ」  2015年11月上演決定!

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アメリカ演劇界の鬼才、 デビッド・マメットが、1992年に発表した「オレアナ」。
オフ・ブロードウェイのオーヒューム・シアターで一年以上のロングラン上演を記録した後、すぐさま全米四都市で上演され、アメリカ中を議論の渦に巻き込んだ。クライマックス・シーンで思わず『ブラボー』と拍手する者、ブーイングして席を立つ者……観客を騒然とさせた問題作だ。

日本でも1994年、1999年にパルコ劇場にて上演し、高い評価を得たこの作品が、2015年11月、
栗山民也を演出に迎え、小田島恒志の新翻訳で装いも新たに16年ぶりにパルコ劇場にて上演される。

大学教授役には、TV、映画、舞台で存在感を発揮する田中哲司の出演が決定。
女子大生役には、演技派女優として羽ばたく志田未来が初舞台を踏む。

【ジョン(大学教授)役/田中哲司コメント】
『オレアナ』の上演にあたっては、楽しみな気持ちと不安が入り混じった複雑な心境です。
11月はまだ先のようで、実は時間がないですから。
志田未来ちゃんとは映像で何度か一緒に仕事をしていて、とても信頼を寄せています。
稽古場でも舞台上でも助けてくれそうです(笑)。そんな信頼のできるパートナーと芝居を作っていくのが楽しみです。
演出の栗山さんとは、今回初めてご一緒します。すごく緻密な芝居を作る印象があって、その世界に浸ってみたいです。

【キャロル(女子学生)役/志田未来コメント】
舞台は、いつかやりたい、やらなくてはと思っていました。
このお話を頂いた今が「その時」なんだと思います。
舞台のことは、正直、何もわかりませんが、楽しみたい気持ちでいっぱいです。
田中さんとは、ドラマでご一緒させていただきましたが、不思議なオーラのある方だと思います。
そんな素晴らしい大先輩から一緒にいいものを創ろうと言っていただいたので、一生懸命頑張ります。

<公演概要> 「オレアナ」
作=デビッド・マメット  翻訳=小田島恒志  演出=栗山民也  出演=田中哲司・志田未来

<東京公演> 2015年11月6日(金)~29日(日)PARCO劇場 (11/6プレビューオープニング、11/7初日)
<豊橋公演> 2015年12月2日(水)穂の国とよはし芸術劇場PLAT主ホール <北九州公演> 2015年12月5日(土)~6日(日)北九州芸術劇場・中劇場 <広島公演> 2015年12月8日(火)アステールプラザ大ホール <大阪公演> 2015年12月12日(土)~13日(日)森ノ宮ピロティホール

■問い合わせ先:パルコ劇場 03-3477-5858   http://www.parco-play.com

【ストーリー】
大学教授のジョンは、大学教職者なら誰しも憧れの終身在職の権利に手が届くところまで来ており、安定した晩年の設計図、新居の契約のことで頭がいっぱいだ。その彼の研究室に教授の授業についていけない、講義=教授の言葉や内容が理解できないという一人の女子学生、キャロルが現れ、それでも試験にパスしなければならないと懇願する。 ジョンはキャロルと会話を続けながらも新居の契約のことで度々鳴る電話に出たり、半分上の空。しかし紳士的にキャロルの相談に乗るような態度を取っているうち、最初は自分が「分かっている」ことを学生に「分からせる」立場である教授のほうにあったはずの、その会話の優位性は、言葉を尽くせば尽くすほど、いつしか女子学生のほうに移っていく。そしてついには、キャロルがジョンとの一連のやりとりをセクシャル・ハラスメントとして大学当局に訴え、さらにそれを、事実としては起きていないレイプ事件にまで問題を発展させる。 前途洋々だったはずの教授の未来は、たった一人の女子学生とのディスコミュニケーションによって、打ち壊されていく…。