音楽座ミュージカルの人気作『とってもゴースト』の映画化プロジェクトが 2018年夏公開に向けて始動。
安蘭けい&古舘佑太郎がW主演に決定した。
「日本にもっとミュージカル文化を」の思いからミュージカル映画を撮り続けている角川裕明が、「 SKIPシティ
彩の国ビジュアルプラザ」の協力を得て立ち上げたプロジェクト。そしてこのたび、宝塚歌劇団元トップスターで
舞台を中心に活動中の安蘭けいと、現在 NHK連続テレビ小説「ひよっこ」に出演、バンド「2」でヴォーカルを務
める古舘佑太郎の W主演が決定した。
『とってもゴースト』は、1989年に初演されたオリジナルミュージカル。安蘭がファッションショー直前で事故にあい幽霊になってしまったファッションデザイナーの入江ユキ、幽霊となったユキと出会うデザイナーを志す青年の服部光司を古舘が演じる。安蘭は本作が映画初主演。お互い共演を楽しみにしており、本映画へ向けて大きな期待を寄せている。
撮影開始は来年1月を予定。
現在、クラウドファンディング「MotionGallery」にて、制作費調達などを目的とした支援を募っている。
( https://motion-gallery.net/projects/tottemo)
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<安蘭けいコメント>
角川さんの日本ミュージカルに対する熱い思いに何か協力できないかと思っていたところに映画出演のお声をかけて頂き、とても嬉しく思っています。しかも音楽座さんの名作でとても素敵な作品なので楽しみで仕方が
ありません。古舘さんとの共演もとても楽しみです!
沢山の方に愛される映画になるよう、微力ながら全力を尽くしたいと思います!この出逢いに感謝です。
<古舘佑太郎コメント>
お芝居・歌・ダンスと、三つの要素が試されるミュージカル映画。音楽をきっかけにこの世界に入った僕にはうってつけだと息巻いていましたが、最近、実際にダンスをしてみて一気に血の気が引きました。全く経験な
かった事を忘れていました!(涙)でも、新しい事に挑戦するのが大好きなので、とても楽しみです。
宝塚のトップとしてステージに立たれていた安蘭けいさんにミュージカルの美しさをとことん教えて頂きながら、普段バンドをやっている僕は僕なりの、 “歌と映画 ”の可能性を探したいです。
■監督:
角川裕明 Hiroaki Kakukawa
俳優、ミュージカル映画監督。“日本にもっとミュージカル文化を”という思いからミュージカルをテーマにした映像制作を開始。 2012年、初監督作となったミュージカル映画『ユメのおと』が SKIPシティ国際 Dシネマ映画祭短編部門グランプリを受賞。翌2013年には、オムニバス映画『埼玉家族』(配給:松竹)の中の1作品となるミュージカル『父親輪舞曲-ちちおやロンド-』を監督。最新作である
2016年に公開したミュージカル映画『MY☆ROAD MOVIE.チャリンコで自分探しの旅.』は、第2回神保町映画祭のグランプリ、第3回岩槻映画祭で最優秀監督賞を受賞。
■音楽座ミュージカル『とってもゴースト』
1987年に旗揚げされ、今年で創立30周年を迎える音楽座ミュージカルの代表作のひとつ。
1989年の初演以来、再演が重ねられており、今年6月にも上演されている。平成元年度文化庁芸術祭賞、第25回紀伊國屋演劇賞・個人賞を受賞。
http://www.ongakuza-musical.com/ghost
2018年夏公開予定
ミュージカル映画『とってもゴースト』の最新情報は、以下にて随時更新!
Twitter>> @tottemoghost_mm
アメブロ >> http://ameblo.jp/tottemoghostmm/
音楽座ミュージカル『とってもゴースト』より
<ストーリー>
入江ユキはアパレル業界で注目されている、美貌のファッションデザイナー。ところがファッションショーのリハーサル当日、ほんの息抜きのつもりで出かけたドライブ中に、自動車事故で死んでしまう。突然の出
来事に、自分でも死んだことに気づかないユキは、リハーサル会場へゴーストとなって現れる。しかしもちろん、その姿は誰にも見えず、声も聞こえない。そこへ天界からガイドがやってきた。ガイドの言葉に驚く
ユキ。しかし、 “まだ生きる、まだ死ねない”という強い思いがわきおこり、ガイドの説明を振り切って夢中で逃げ出してしまう。雨が降る夜の街を呆然と彷徨っていたユキは、高台にある公園でデザイナーを志し
生きる服部光司と出会う。ユキのひとりごとに思わず返事をする光司。パワーの強い幽霊は、午前零時から三時までの間 (霊界タイム )だけ、生きる人間の目に見えたり、声が聞こえたりするらしい。光司の優しさに
触れ、孤独なユキの心に温かいものが流れる。そしてユキは、この世の中でやり残してきたことが、「人を愛し素直に生きること」だと気づくのだった。