劇団☆新感線『Vamp Bamboo Burn~ヴァン！バン！バーン!～』フォトコール＆囲み取材

宮藤官九郎脚本、生田斗真主演の劇団☆新感線『Vamp Bamboo Burn~ヴァン！バン！バーン!～』が夜の東京公演開幕を控えて、フォトコールと囲み取材を行った。

【フォトコール】

かぐや姫を演じるのは小池栄子。美しいかぐや姫には求婚者が続々。

かぐや姫は連日、合コンを行って気にいる相手を探す。
すべてに恵まれ過ぎている藤志櫻（生田斗真）も求婚するがのだが…

かぐや姫が選んだのは藤志櫻の家来の蛍太郎（神山智洋）だった。
紫式部と共に現れた藤志櫻の父（写真左）も蛍太郎に所領をゆずり祝福する。

打ちひしがれる藤志櫻の元に不思議な男（篠井英介）が現れ、藤志櫻は彼によってヴァンパイアと化してしまう。

不死身の体となり千年を生きてきた藤志櫻は、現代ではビジュアル系バンドのヴォーカリストとなっていた。

はじけた平安時代から一挙に現代へ。かぐや姫の小池栄子と生田斗真の役を筆頭に、すべてのキャラクターに驚かされて、引き付けられる。

そして現代でビジュアル系バンドのヴォーカリストとなった生田は美しさも迫力も圧巻。必見だ。

フォトコールはわずか20分足らずの場面だったのだが、新感線ならではの迫力、驚き、楽しさが満ち溢れていた。
これからどのような物語が展開するのか、予想もつかない…。
ハラハラ・ドキドキしながら、観客も千年の時間旅行が楽しめそうだ。

【囲み取材】

中村倫也　　　小池栄子

囲み取材に登場したのは、生田斗真、小池栄子、中村倫也、神山智洋（ジャニーズWEST）の4人。

劇団☆新感線の作品に出演するのは10年ぶりの生田斗真も、長野でのプレビュー公演を終えて迎えた東京公演とあって落ち着いた表情。

ビジュアル系バンドのヴォーカリストも堂々として見事なステージパフォーマンスを披露しており、「そのままライブハウスでできそうですね」と声をかけられると「そんな機会があればいいな」と楽しみな発言も飛び出した。
今回の役は、宮藤官九郎が生田にあてがきしたとのこと。どんな役になっているのか、興味は尽きない。

かぐや姫役の小池栄子は「メンズが優しくて幸せ！」「愛されてるなとヒシヒシと感じる」と笑顔いっぱい。うらやましい役どころだ。

中村倫也はフォトコールでは出番がなかったが、現代の場面で登場する「ナメクジ連合の総大将」役。初共演となる生田を「2才違いなのに、懐が深くて優しい」「毎日のように肉をおごってくれる」とベタ惚れ。

神山智洋（ジャニーズWEST）は生田が「アドバイスをいっぱいくれる。頼りにしている」とのこと。セクシーにする場面では生田から何度もアドバイスされた。「具体的にどんなアドバイス？」という問いに「おしりをもっと突き出してと」と実演してみせた。

SMAPの解散について尋ねられた生田は「SMAPがいなければ、この仕事はしていない。ここにもいない」と言い、「残念な気持ち。寂しい」「暇があると、SMAPのことを考えてしまう」と語った。

東京公演は8月17日（水）～9月18日（日）赤坂ACTシアター。その後富山・オーバートホールにて10月7日（金）～9日(日)、大阪・フェスティバルホールにて10月19日（水）～31日（月）。