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「ブロードウェイ クリスマス・ワンダーランド」 応援サポーター&スケーターゲスト出演 本田望結 インタビュー

日本のクリスマスに、今年、また新しい楽しみが1つ増える。
12月16日(金)より12月25日(日)まで、東急シアターオーブにて上演される「ブロードウェイ クリスマス・ワンダーランド」がそれだ。

アメリカでは、ロックフェラーセンターにあるラジオシティ・ミュージックホールで行われる「ラジオシティ・クリスマス・スペクタキュラー」をはじめ、各地で様々な“クリスマス・ショー”が上演され、幅広い年代の人々がサンタクロースにクリスマス・ソング、華麗なダンスにゴスペル…等々でクリスマス気分を満喫する。
そんな本場アメリカのクリスマス・ショー「ブロードウェイ クリスマス・ワンダーランド」が、今年は日本にも初上陸。クリスマスシーズンを盛り上げる。しかも、ディズニーファンにはたまらない、ディズニーの名曲の数々も披露される予定だ。

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この特別な日本公演の応援サポーターに、女優でフィギュアスケーターの本田望結が就任。全16公演中2公演にスペシャル出演し、♪「ひいらぎかざろう」にのってスケーティングを披露する!!

今回Astageは、女優として大活躍するのみならず、今年は全日本ノービス選手権2016Aで自己最高の6位を獲得し、フィギュアスケーターとしても成長をつづける12歳の本田望結にインタビューを行った。

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―「ブロードウェイ クリスマス・ワンダーランド」にゲスト出演されますが、今の率直なお気持ちをお聞かせ下さい。
日本初公演ということで、すごく嬉しいと思っています。日本ではクリスマスショーが数多くあるわけではないので、とても楽しみです。そして初日の16日とクリスマスイブの24日にスケーターゲストとして、応援サポーターとして参加し、出演させて頂くので、まずは皆さんの足をひっぱらないようにしっかりとできたらいいなぁと思っています。

スケーティング曲の「ひいらぎかざろう」を最初に聞いたときの感想は?
楽しくてクリスマスらしい曲だと思いました。いつものフィギュアスケートの大会などでは、曲も選んで頂いて、振付もお願いしています。振付は今、アイスダンスのキャシー・リード先生にお願いしていて、今日も練習してから来ましたが、今回のショーだけはこの曲に合わせて、私が振付を作らせてもらっています。
この曲に負けないくらいの演技をしたいのですが、今回は氷ではなくて、舞台の上に設けられたプラスチックの樹脂を使うので、スケートぽくやった方がいいのか、跳ねるバレエのようなダンスのような感じの方がいいのか…と考えています。今は「こういうことをしよう」となんとなく決まってきているところです。皆さんに見て頂いて「面白かった」「楽しかった」というシーンになったらうれしいなと思っています。

―スケートの時の衣装はとてもステキですが、衣装や振付のポイントを教えてもらえますか?
衣装は、私がいつもお願いして作って頂いている方に「こんな感じがいい」とお願いしている最中です。振付もまだふわっとしか考えていないのですが、衣装を見て、踊り方も全然変わってくると思います。色はだいたい決まっていますが、かざりのスパンコールの位置だけでも表現が違ってきて、そういうことがフィギュアスケートの点数にもなってきます。
今回はアイスショーではなくショーなので、その中でナチュラルにスケートを出せるようにしたいと思っています。氷がメインのショーではなく、全体に1つのテーマがあり、1つの物語だと思うので、歌やダンスとナチュラルに流れて行くような、全体の中での1つのシーンを作れたらいいなぁと思っています。

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―製作発表では出演されるエリック・アンソニー・ロペスさんにお会いになられたのですね。
はい。エリックさんにお会いしたんですが、今回の公演はエリックさんの他、40名ぐらいの方が来日されます。映像で拝見して「私も生で観たいな」とすごく思っていました。
みなさん海外の方なので、お会いした時に英語でご挨拶できたらいいなぁと思いました。英語は小学1年生の時から学校で習っていたのと、お兄ちゃんとお姉ちゃんが喋れるので教えてもらって練習しています。

―こうしてお話しを伺っていて、とてもきれいな言葉使いですね。まだ12歳ですが、どうしてこんなにもきれいな言葉使いができるのでしょうか?お母様が教えて下さるんですか?
いえ、お母さんは関西弁です。私も今も京都に住んでいるので、家族といる時には関西弁です。京都に住んでいますが、はんなりというよりも、スケートの練習も大阪でやっていますので、大阪弁ぽい言葉です。
ただお母さんもお父さんも他の保護者の方とは少し違っていて、私に注意はしてくれますが「宿題しなさい」とか言うことはありません。自分がやりたいと思ったので、フィギュアスケートもお芝居も応援してくれていますが、「最後に決めるのは自分」「自分の責任だ」と言われています。宿題を忘れたら、それは自分の責任だし、忘れ物をしても、学校まで届けない。「宿題しなさい」とかは言わない。自分がやるまで何も言わないんです。私も「次に絶対忘れないようにしなきゃ」と思う自分の気持ちが一番大切だと思っています。お母さんはたくさん注意したり、怒ったり、褒めたりしてくれますが、大切なことは「自分でやらないと」と思うまでは何も言わない感じです。標準語も自分で調べたり、考えたり…。だからいつの間にか標準語になっていた…という感じです。
今も京都に住んでいるので、関西弁がついつい出てしまったり、セリフが関西弁ぽいイントネーションになってしまったりするのは、自分で気を付けたり、マネージャーさんに「合ってますか?」って聞いたりします。
もちろん、お母さんは一緒に付いて来てくれたり、お父さんは送り迎えしてくれたり、すごく大変だと思うのですけれど「最後、どっちにするかを決めるのは自分なのだ」と教えてくれています。

―クリスマスの思い出といえば?
毎年クリスマスの前後にフィギュアスケートの全日本選手権大会という日本で一番大きな大会が行われるので、スケートと一緒に過ごすような感じです。今年の全日本選手権にはお姉ちゃん(本田真凜選手)はジュニアで良い成績を残しての参加で、お兄ちゃん(本田太一選手)は怪我から復帰しての2シーズンぶりの全日本選手権なので、すごく楽しみにしています。

―スケートとクリスマスがつながっているんですね?
毎日スケートの練習をしているので、いつも荷物にはスケート靴があり、服が入っています。東京に来るときは私服ですが、いつも関西ではスポーツする服なので、まわりの方には「私服姿を見るのは初めて」と言われるほどです。(笑)スケートは宝物ですし、家族みたいなもので、だからこそ「スケートをやってます」感がないのだと思います。スケートとはいつも一緒、ご飯を食べるのと同じくらいです。

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―テレビで本田さんを見ている方が、だんぜん多いのではないかと思うのですが、「ブロードウェイ クリスマス・ワンダーランド」では、生で本田さんを観て頂けますね?
私は逆が多いように感じていて、ちょっと前には、いつもスケートを応援して下さる方に「かわいいなぁ。女優とかやったらいいのに」とおっしゃって頂きましたし、小さい頃には羽生くんにも「かわいいなぁ。シャンプーのCMに出ればいいのに」と言っていただいたのですが、ちょうどその時にシャンプーのCMに出ていたんです。(笑)
でもテレビをご覧の皆さんからすると、スケートをしている私の印象はまだあまりないかと思うので、それがちょっと口惜しかったりもします。
女優もスケートもどっちも頑張る…どっちの本田望結でもありたい…どっちも100%でありたいと思って、今やっていることを全力でやりたいとずっと思っています。

―最後に『ブロードウェイ クリスマス・ワンダーランド』という舞台について、お願いします。
日本で初めての公演ですし、私が(映像で)観たのとはきっと違うと思いますが、まず、すごく「生で観たい!」と思っています。私もこのショーの中で、物語の一部としてナチュラルに見えるように頑張りたいと思いますので、「観たい」と思って下さっている皆さんに楽しんでいただきたいです!

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公演名称 『ブロードウェイ クリスマス・ワンダーランド』
出演 エリック・アンソニー・ロペス、サム・ハーヴィー、クリスティン・オコンネル、ケイティ・アン・ハーヴィー、アレクサンドラ・シャウマン&ルーカス・ルジツキ ほか アメリカカンパニー

応援サポーター・スケーターゲスト出演 本田望結
公演日程 2016年12月16日(金)~25日(日)
会場 東急シアターオーブ(渋谷ヒカリエ11階)
チケット料金 S席9,800円 A席6,800円(税込)(全席指定)
※3歳未満のお子様はご入場できません。お一人様1枚チケットが必要です。
お問合せ キョードー東京 0570-550-799(平日11:00-18:00/土日祝 10:00-18:00)
公式HP : http://bcwjapan.jp/

<衣裳/スタッフクレジット>
Simonetta(世界の子供服マメール)(03-5215-3338)
Pretty Ballerinasエフイーエヌ (03-3498-1642)
スタイリスト/田中トモコ