2011年の開館以来、多くのプロデュース作品や、招聘作品の上演、フェスティバルの開催など、個性的な企画で「創造型劇場」としての牽引役を担ってきたKAAT 神奈川芸術劇場. 演出家・俳優 白井晃アーティスティック・スーパーバイザー(芸術参与)のもと、KAATならではのプログラミング、創作活動を行っている。
そのKAATが2016年4月に上演するのが『夢の劇-ドリーム・プレイ-』。日本では『令嬢ジュリー』『父』『死の舞踏』等の作品で知られ、イプセンとともに近代演劇の先駆者といわれるヨハン・アウグスト・ストリンドベリ原作の舞台を上演する。
台本は、白井が最も信頼する作家・演出家の1人で、俳優としての評価も高い、長塚圭史。
振付は、2014年の『Lost Memory Theatre』での共演も記憶に新しい振付家でダンサーの森山開次。
そして、主人公には、NHK朝の連続テレビ小説『マッサン』で主人公の妹役を演じ一躍注目を集め、その後も話題作への出演が続く注目の若手女優 早見あかり。「アグネス役には早見しかいない!」と白井が出演を熱望した早見は、本作で本格的な舞台に初挑戦・初主演を果たす。
また、映画・ドラマだけでなく舞台作品にも立て続けに出演、白井作品には4年ぶりの参加となる田中圭に加え、白井、長塚、森山はクリエイティブスタッフとしてだけでなく、重要な役どころでの出演が決まっている。
KAAT神奈川芸術劇場プロデュース
夢の劇-ドリーム・プレイ-
[原作] ヨハン・アウグスト・ストリンドベリ
[構成・演出] 白井 晃 [台本] 長塚圭史 [振付] 森山開次
[出演] 早見あかり、田中 圭/森山開次/長塚圭史/白井 晃 ほか
[神奈川公演] 2016年 4月12日(火)~ 30日(土) KAAT神奈川芸術劇<ホール>
[松本公演] 2016年 5月 4日(水・祝)・ 5日(木・祝) まつもと市民芸術館 実験劇場
[兵庫公演] 2016年 5月14日(土)・ 15日(日) 兵庫県立芸術文化センター 阪急中ホール