「六本木歌舞伎」第2弾が、市川海老蔵、寺島しのぶ22年ぶりの共演となる『座頭市』(仮)と発表された。
2015年2月3日、東京EXシアター六本木で「六本木歌舞伎」『地球投五郎宇宙荒事』が上演され、公演は連日満員の大盛況。
市川海老蔵と中村獅童の歌舞伎への熱い想いから始まった宇宙規模の新作歌舞伎は、脚本は、人気脚本家で監督・俳優・ミュージシャンと幅広い活躍をしている宮藤官九郎、演出を歌舞伎初挑戦となる“日本一忙しい映画監督”という異名をとる鬼才・三池崇史が参戦!超多忙な四人が奇跡的に集まり、見事な化学反応を起こした。
そして、第2弾となる次回作について海老蔵と三池崇史が話を進める中で、三池が一度舞台で演出をしている演目『座頭市』が候補としてあがり、「海老蔵の代名詞とも言える眼力を封印したら面白い!」という意見も加わり決定した!
リリー・フランキーが描きだした新解釈の『座頭市』を、三池演出がどう色付けするのか?!
また、出演には、三池からの熱望により、舞台についても熟知している寺島しのぶに依頼。
歌舞伎界を牽引する海老蔵と、日本を代表する女優 寺島しのぶという、平成7年の新派特別公演以来22年ぶりの強力タッグが実現する。
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座頭市
1962年に勝新太郎主演で映画化されて以来、26作品というシリーズが公開されている『座頭市』。巷に伝えられている座頭市のイメージは、大部分が勝新太郎主演で製作された時に作られたものであると言われている。私達がいだく座頭市のイメージが、勝新太郎が演じた座頭市なのはその為かも知れない。
また、映画化とほぼ同時期からテレビドラマシリーズや舞台でも上演される等、一斉を風靡した名作は日本のみならず、世界中に今なお根強いファンを持っている。
近年、映画では、2003年北野武監督作(出演:ビートたけし)の大ヒットや、2008年曽利文彦監督作で女性が“市”を演じた『ICHI』(主演:綾瀬はるか)、2010年阪本順治監督作『座頭市 THE LAST』(主演:香取慎吾)がある。舞台では、今回の演出も手掛ける三池崇史による『座頭市』が哀川翔主演で、2007年に上演された。
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市川海老蔵 コメント
三池監督とは映画で以前からご一緒させていただいておりますが、二年前の六本木歌舞伎で初めて歌舞伎公演での演出もして頂き、私自身、新鮮な気持ちで取り組ませていただきました。
今回テーマの座頭市は、勘三郎さんが勝新太郎さんと座頭市についてお話されたことを教えてくださり、その印象が強烈だったのでいつか自分もしてみたいと思っていました。
そして、今回初めてご一緒させて頂きますが、脚本はリリー・フランキーさん。どのような変化球が来くるのか楽しみです。こちらも準備をしておかないと、と思っています。
そして、何と言っても幼馴染みのしのぶさんが六本木歌舞伎に参加してくださり、共演出来る喜びがとても大きいです。私も精一杯勤めさせて頂きますので、どうぞよろしくお願いいたします。
寺島しのぶ コメント
リリーさんが書いて三池さんが作り海老蔵さんと久しぶりにお芝居できることを楽しみにしております。リリーさんにはリリータイムがあっていつ台本が出来上がってくるのかスリルにあふれていますが当て書きをしてくださるとのことなので楽しみです。みんなでいろんな知恵を振り絞って最高のエンターテイメントにしたいと思います。
脚本:リリー・フランキー コメント
市川海老蔵の座頭市。演出、三池崇史。六本木歌舞伎。
そして、寺島しのぶ。
こんな傾きまくった歌舞伎がおもしろくないはずがない。
まだ、脚本を書いていない私が思うのだから、
間違いない。
演出:三池崇史 コメント
歌舞伎の超人たちと六本木で暴れることになろうとは…。
しかも『座頭市』。
心して臨みます。
楽しみにお待ち下さい。
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六本木歌舞伎 『座頭市(仮)』
脚本:リリー・フランキー
演出:三池崇史
出演:市川海老蔵、寺島しのぶ 他
公演日程:2017年2月4日(土)~2月20日(月)
会場:EXシアター六本木(東京都港区西麻布1-2-9 TEL:03-6406-2222)
入場料金:一等席13,000円 二等席10,000円(全席指定・税込)
前売開始:2016年11月19日(土)
お問い合わせ:Zen-A(ゼンエイ) TEL:03-3538-2300(平日 11:00-19:00)
公式HP: http://zen-a.co.jp/
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