〈もしも、まだ韓国 に皇室が存在したら……〉という設定で大ヒットを記録した韓国ドラマ「宮~Love in Palace」の舞台版~韓国ミュージカル『宮』~が、今年も日本に帰って来る。
2010年の初演以来、再演を重ねて日本でも5度目の上演となる今年、新たなキャストも迎えて、より豪華にパワーアップして開催される。
メインキャストが勢揃いした記者会見が、3月25日に渋谷で行われた。
今回、新たにキャスティングされたのは、皇太子イ・シン役にテミン(SHINee)、ドンジュン(ZE:A)、スヒョン(U-KISS)とイ・ユル役のケビン(U-KISS)の4人。
会見にはこのニューキャスティングのテミン、ドンジュン、スヒョンに加え、昨年から続投するU-KISSのフン(イ・シン役)、キソプ(イ・ユル役)と、すでにベテランとも言えるほど本作での出演を重ねてきたTRITOPS.のチャン・ユジュン(イ・ユル役)の6人が登壇。イケメンがズラリと並ぶ華やかな記者会見となった。
まずマイクを振られたテミンは、ミュージカル初出演とあって「今回、イ・シン役を担当しますテミンです。よろしくお願い致します」と緊張の面持ちで挨拶。「所属事務所の先輩方もたくさん出演された良い作品だと聞いていましたので、とても期待しています。初めてのミュージカル出演になりますが、みなさんに良い姿をお見せできるように頑張りますので、暖かく見守って応援して頂けると嬉しいです」と意欲十分。作品については「王族を演じるということでプレッシャーを感じるかと思っていましたが、内容をよく把握してみると、とてもやり易く親近感の感じられる物語だと思います」とすでにしっかり読み込み、「シン役を考えてみると、ちょっと冷たい、冷静で、自由を求める反抗心をもったキャラクターだと思いますので、その部分をしっかり演じていきたいと思います」とすっかり『宮』にはまっているようだ。
韓国でのミュージカル『アラジン』『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』に続き、3作目のミュージカルに出演となるドンジュンは「まず初めに、本作に出演するお話を頂けて感謝していますと申し上げたいです。『宮』はドラマから生まれたミュージカルで、僕もドラマをとても楽しく見ましたので、本作への出演もすぐに決めました。メロもあり、こんなに楽しいミュージカルは初めてなので、とても胸が高鳴っています!」とニッコリ。演技については「王になるという地位のために宮殿に閉じ込められ、大きな期待を背負って重いプレッシャーから、子供ような反抗心も持っていたシンが、愛する女性のために変わっていく姿をきちんを演じたい』と自分なりのシン像もすでにしっかり描いるようだ。
大きな声で「よろしくお願いしま~す!」と挨拶しながら登壇したスヒョン。「キソプ君とフン君のミュージカル『宮』を皆と見に行って、本当に楽しくて演技も上手だと思いましたが、僕が出演することが決まった時、本当に心配がたくさんで(笑)。僕の性格は明るくて面白いのですが、シンはかっこよくてヘビーな感じの役。普段の僕と全然違うので心配でした。でもがんばりますので、皆さん、応援よろしくお願いします!」と流暢な日本語で元気いっぱい。「個人的には優しいシンをやりたいのですが、監督さんからダメと言われたらダメですねぇ」と監督の姿を探して会場を見回すと、フンが「(優しいシンは)ダメ!ナイナイ!」と全否定。大きな笑いが起きていた。
昨年出演した『宮』がミュージカル初出演だったキソプは「昨年は自信がなかったですが、今年は自信を持ってやります!」と宣言。更に「ユルの見どころはフェイシング。もっと感情を込めてやりますので、期待して下さい!」「チェギョンへの深い感情を見せる演技をしたいと思います」と自信にあふれた言葉が飛び出した。キソプの演技にもアクションにも更なる成長を見ることができそうだ。
「演技力をアップさせて、ファンの皆さんにちゃんと伝えることを伝えたい」と強い決意を見せたのはフン。「フェイシングの先生からいろいろな技を教えてもらったので、もっとかっこいい姿をお見せできると思います」と自信ものぞかせ、「演技では冷たいシンを演じますが、僕はもともと優しい男ですから、見に来たファンの皆さんは、僕を冷たい人だと思わないで下さい」と切実な表情で訴えた。
チャン・ユジュンは「共演するテミンさんは、これまでで一番可愛いイ・シンになるんじゃないかなぁと楽しみにしています」「チェギョンさんには最大限に優しい男、シンに対してはカリスマを感じさせる程に強い男と、正反対の2つの面を持つユルをお見せしたい」と経験を重ねた彼ならではの余裕と深みのある発言。ところが「今年はユルがチェギョンと結ばれて欲しい…」とリクエストすると「絶対無理です!」「チェギョンはイ・シンのものです!」とフンとスヒョンが大反対。会場は大きな笑いに包まれた。
会見のラストにはフォトセッションが行われた。きらめくフラッシュの中に立つ6人が、どんなステージを見せてくれるのか、期待が大きく膨らむのを感じた記者会見となった。
★韓国ミュージカル『宮』
公演日:5月10日(土)~24日(土)
会場:赤坂ACTシアター
全席指定13,500円(税込)
※見重学自動の入場不可。韓国語上演、日本語字幕あり。
チケットは、4月12日(土)よりチケットぴあ他にて発売開始!
チケットぴあ TEL:0570-02-9999
〈発売初日特電受付あり:0570-02-9950(10:00~23:59)〉
〈http://pia.jp/t/musicalgoong/〉
お問い合わせ:東京音協 TEL:03-5774-3030(土日祝を除く10:00~17:30)
オフィシャルHP:http://www.musicalgoong.com/
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